Voice
とある私立の学校に勤務している者です。
企業を経験した後に、教員となり現在に至ります。
私立の学校にありがちなオーナーのワンマン体制の下、転職をすべきか、あるいは現在の状況を少しでもよくするために今の職場で尽力すべきか迷っている中、相談をさせていただきました。
北田さんのお話は、転職エージェントにありがちな説教臭いものではなく、本当に世間話のような感覚で進められていきました。
北田さんとお話をすることで、逆に自分の考えがまとまっていくような感覚もありました。
お話の中で特に印象に残っているのは、オーナーを説得する方法です。
職場の状況を改善したい、と思って声を上げてはいるものの、中々オーナーの心を捉えることは難しいものです。今まで、「正しい」と思っていた事が、オーナーには正しいこととは写らないという事実を知ることとなりました。
変な言い方ですが、子供の視点から、大人の視点に変化した感じです。
オーナーを取り巻く世界には、様々な思惑がひそんでいます。
自分の最終的な目的を果たすために、何を捨て、何を拾わなければならないのかがわかった感じがします。
とは言え、北田さんは「こうしなさい」とはおっしゃいません。だからこそ、冷静にお話を聞けたのだと思います。未だ見たことのない世界を見せていただき、今後の身の振り方のヒントをいただけたと思っています。
もちろん現在の職場の価値も判断していただきました。
しかしながら最終的に決めるのは自分です。
今の立場の視点を大切にしていくのか、今の価値観を捨ててオーナーの世界に近づいて行くのか。
職場の客観的価値よりも、社会で自分が何を大切に生きていくべきかを決めることのほうが重要である、今はそんな気がしています。
その生き方が「自分にとっての仕事の価値」をあげるような気がするからです。
まさに腹をくくるポイントを教えてもらった気がします。これからじっくりと考えていくつもりです。
北田さんとの出会いは、私に新しいものの見方を与えてくれました。
だからこそ、これからも北田さんとの関係を維持していけたらとも思っています。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
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